中山道歩き36の2(2017/10/27) 11月15日(水) [中山道を行く]
前記事でお断りした通り、11月12日、13日2日間中山道を歩いてきました。
2日間共良い天気で快適な旅が出来ました。
現在の記事は10月27日ですがこの日は鳥居本まで歩きました。
(今日の記事は柏原宿を出たところですが鳥居本宿まで2、3回続きます)
11月12日と13日は鳥居本宿から武佐宿まで歩きました。
(下図の黄緑の宿場です)
前記事の続きです。
柏原宿を出ると、家はなくなり、のどかな道に変ります。
時々車が通る程度で静かな道です。
右側は山、左側は田んぼ、畑が広がりその先には国道21号線が走っています。
右側に、松の木が植えてあります。
柏原宿制定400年で平成14年に植えられたものです。
ここには幕末には450本の松の木があったとか、
ここでは「松並木」ではなく「並び松」と言うそうです。
この先から小さな集落に入っていきます。
10軒ぐらいほど家が続き、途切れた所にCafeの看板が。
丁度よいので暖かいコーヒーを頂きました。
自転車で来た人としばらく街道談義など・・
長らく休憩する訳には行きません。
先に進みます。
この集落は「長沢」、「ながそ」と読むようです。
右・・旧中山道
左・・中山道
私としてはどちらも旧中山道ですが・・?
道は林の中に入ります。
150m位の暗い道でした。
出口にあった道標にカマキリがとまっています。
小さな小屋があり、お地蔵様がならんでいます。
どう考えても最初からこのようなものだったとは思えません。
新しい道路工事などで移設したのかもしれません。
この先、各所で見かけることになります。
国道21号線がすぐ横になりました。
幸い、21号線を歩かずに済みそうです。
気持ちの良い道になりますが、21号線は近くを通っていますので、騒音は聞こえます。
天気は良く、気温も高かったので、上着を脱ぎました。
9月の日焼けに上塗り(焼け)です。
気持ち良い景色が広がります。
横を流れる川は梓川といいます。
道の傍に、柿が置いてあります。
一瞬、考えましたが、持ち帰りませんでした。
昔は考えもしなかったであろう「旅籠?」の裏を通ります。
横道があったので見たら、21号線沿いの旅籠?でした。
道は川沿いに続いています。
松並木がありました。
ここでは松並木と言うようですね。
(先ほどの並び松の場所から2km位しか離れていません)
この後、川沿いの道は途切れて、国道21号線を横断し(信号はありませんでした)
国道の歩道を進みます。
しばらくすると左に分かれていきます。
再び静かな道になりました。
こんな案内はいいですね。
八幡神社がありました。
ここの注連縄は藁で作った物ではありませんでした。
一色の一里塚跡の石碑がありました。(116番目)
道は開けた所に出て、道路の右下には国道21号線、JR東海道線が走っています。
小さな小屋があり、中には井戸のような物があります。
仏心水と言う井戸です。
中山道を往来する人、馬の喉を潤した井戸です。
近くにはコンクリートブロックの小屋に閉じ込められた(?)石像たちがいます。
道は下り坂になり、角を曲がると醒井宿に入っていきます。
次回に続きます。
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一昨日の夜は冷たい雨になりました。
昨日の朝は寒くなり、通学の子供たちも冬の装いになりました。
皆さま、暖かくしてお過ごしください。
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本日もご訪問ありがとうございました。
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D7500
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR