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中山道歩き39の1(2017/11/26) 12月14日(木) [中山道を行く]

先週末から始まって寒い日は少し治まってきたような感じがします。

全般的には今年の冬は寒いようですね。



11月26日、27日に中山道武佐宿の続きに行ってきました。

< 12月14日夕方までの記事に、文字が消えている部分がありました修正し、お詫びいたします >


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いつものように家を朝6時過ぎに出て、小田原からひかり503号で米原まで行きました。

途中まで良い天気で富士山も見えていました。

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米原から東海道線で近江八幡まで行き、近江鉄道に乗り換えます。

武佐駅に着いたのは11時頃でした。

ここでは曇り空でした。

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武佐駅にこんな案内がありました。

あまり聞いたことが無かった「八風街道」という街道があるようです。

ここから四日市まで続いているようです。

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準備をして、武佐駅を出発します。

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駅の横の踏切を渡ります。

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静かな道を進みます。

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正面に大きな木が見えてきました。

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ここは公園になっていました。

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この場所は伊庭貞剛(いばていごう)の生誕の地でした。

伊庭貞剛は近江出身の明治時代の実業家で第二代住友総領事でした。
(元は裁判官でした)

「別紙銅山中興の祖」と言われ、住友新居浜精錬所の煙害問題の解決に当たりました。

植林など環境復元にも心血を注ぎ、企業の社会的責任の先駆者ともいわれています。
近江源氏佐々木氏支流伊庭氏の一族です。
(ウィキペディアより)

幾つかの名言があります。

友とは憎しみ合ったときのことを考えて付き合え。
敵とは愛し合ったっ時のことを考えて付き合え。



事業の進歩発達に最も害するものは、青年の過失ではなく、
老人の跋扈(ばっこ)である。(跋扈・・・のさばる事)
<自身は58歳ですべての職を辞し、引退しました>

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先へ進むと旧街道は終わり、国道8号線に合流します。

ところが歩道がありません。

後ろから次々に車が来るので怖いです。

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畑の向こうは新幹線の線路があり、頻繁に通過します。

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反対側に歩道がありましたので、自動車の切れ目を見て横断しました。

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この先で左に曲がらないといけないので渡りなおします。
(信号で渡りました)

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通ってきた道は赤い線ですが、旧街道はこの赤戦ではなさそうです。


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この工場敷地の中に旧中山道の部分があると思います。

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旧道に入り、静かになりました。
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旧街道らしい大きな家があります。

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小さな児童公園に案内板が立っていました。


「住蓮坊首洗い池」という池です。

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案内板によれば

住蓮坊は鎌倉時代の僧侶です。

六時礼賛を広め、後鳥羽上皇の女官が帰依したため、後鳥羽上皇の怒りにふれ処刑さました。

その首を洗った池とされています。

しかし、中を見ると水はありませんでした。

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再び国道と合流しました。

ここには歩道がありました。

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所々に茅葺屋根の家がみえます。

一部が瓦葺になっています。

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宿場町ではないのに、高札所跡の表示が見えます。
(高札場と言うのが普通ですがなぜかここは高札所となっています)

神社の入り口です。

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この先に進む道は、正面の細い道です。

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この道は交通量が多いです。

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静かな道に入りました。

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古い家があります。

空き家なのか、ほとんど手入れしてないようです。

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商店街ではありませんが肉屋さんの看板が立っています。

ここのコロッケが人気があるそうです。

買いに来た人の車が2,3台店頭に止まっていました。

食べ歩きもいいですが、このところ腹の調子がよくありません。

横目で見ながら通過します。

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肉屋さんの前は刈り取りの終った田んぼが広がっています。

右端の赤い建物が近江八幡の駅周辺です。

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こんな道です。

旧街道歩きと言う目的が無ければ通ることはないですね。

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後ろから来た人に抜かれてしまいました。

この人は豊郷から歩いてきて、今日は行けるところまで行って東京に帰ると言ってました。

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遠くに新幹線が走っています。

全長400mの新幹線が1枚に収まる写真を撮れる場所はそれほどないでしょうね。

しかも間に障害物はありません。

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道は小さな集落に入りました。

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そのまま進むと堤防に上がる坂道になりました。

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堤防に上がると案内板がありました。

日野川の渡し跡で通常は船の渡しだったが水量が減ると船を橋にして渡ったそうです。

広重もこの様子を描いています。

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ここで少し休憩しました。

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次回に続きます。



本日もご訪問ありがとうございました。



D7500
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR


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