中山道歩き４１、４２(2017/12/1,12) １２月２４日（日）

今日はクリスマスイブ、小さな子供がいる家庭は賑やかな事でしょう。

我が家はいつもと何ら変わらない日になるでしょう。

中山道歩きの続きです。

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１２月１日から孫に会うため関西方面に出かけました。
（１２月１２日の記事で紹介済みです。）

１２月１日に京都で途中下車して、石山駅に向かいます。

石山寺にお参りしたことが無かったので、行って見ました。

石山寺の記事は後日。

石山寺のお参りを済ませてからは、石山駅から街道歩きを続けます。

この時は家内と一緒でしたので、タイトルの絵は変えました。



石山駅からの続きです。



昔ながらの建物も並びます。

玄関の横には折り畳みの縁台が付いています。

この辺りの家にはよく見かけます。



時々京阪電車石山線の踏切があります。



こんな曲がり角もあります。



綺麗なイチョウの木が見えたので入って見ました。

和田神社といいます。



周辺の道路は狭いのですが、境内は比較的広い神社でした。



今年はこんなきれいなイチョウの黄葉は見ることは出来ませんでした。

ここで満足です。



細い道を右に曲がったり左に曲がったりしますが、２度目ですので迷いません。

義仲寺と言うお寺に来ました。

ここは木曽義仲のお墓があるお寺です。



木曽義仲と言えば宮ノ越宿に「義仲館」という展示館がありました。
（昨年の１０月３１日に通りました）

また、ここには松尾芭蕉のお墓もあります。
（ここにお墓を作る様にと言う遺言が残されていたそうです）

中には入りませんでしたが、門から写しました。



大津宿に入っていると思われますが、特に案内はありません。

細い道が続きます。



この日は風が強く寒い日でした。

しばらくすると交差点があり、左には滋賀県庁の庁舎が見えました。



さらに進んで、大津駅に着きました。

この日は夜に用事があったので、大津駅から大阪駅まで移動しました。



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しばらく日が過ぎて、１２月１２日に最後の旅に出ました。

今回は一人です。



この日は午後から行動開始です。

大津駅を午後１時に出発しました。



駅から数分、旧街道に戻ります。



すだれ屋さんがありました。

こんな所で買うと高いでしょうね。



曲がり角にこんな石碑が立っています。

１８９１年、大津を訪れたロシアの皇太子に日本の巡査が切りつけた事件（大津事件）の現場です。



いかにも宿場町らしい町並みが続きます。



提灯屋さんもありました。



広い交差点に出ました。

ここでは左に曲がります。



この道は京阪電車の京津線が路上を通ります。



線路は右側の住宅の裏に入り、普通の道になります。

緩い上り坂が続きます。



右側の奥を見るとお寺の前を電車が走っています。



しばらく行くと蝉丸神社の案内があったので、入って見たら社殿は朽ち果てていました。

屋根には白いシートが掛けてあります。



右側の歩道が無くなります。

奥のアーチ橋は名神高速道路です。

道路に自動車が走り、横には電車、上には高速道路、江戸時代の人が見たらびっくりするでしょう。



道路を横断し、反対側の歩道を歩きます。

小さな庵のようなお寺の前を線路が通っています。



道路の反対側に蝉丸神社上社がありました。

下社と違い手入れされているようです。



更に、弘法大師堂があります。



坂道は頂点に近づきました。



上りきったところの信号で横断しました。

逢坂山の関跡の石碑があります。

東海道、中山道より古い平安時代の関所です。

百人一首には逢坂の関にかかわる歌が三首あります。

第62首／清少納言
　夜をこめて　鳥の空音は　はかるとも
　　よに逢坂の　関はゆるさじ

第10首／蝉丸
　これやこの　行くも帰るも　別れては

　　知るも知らぬも　逢坂の関

第25首／三条右大臣
名にし負はば　逢坂山の　さねかづら

　　人に知られで　くるよしもがな



関所跡を過ぎると国道とは別れ、坂道を下ります。



日本一のうなぎとありますが何が日本一かわかりません。

うなぎの匂いに引き込まれそうになりますが通過します。



やがて道は行き止まりになり、歩道橋を渡ることになります。



歩道橋を下りるとまた国道歩きになります。

名神高速道路の案内には「京都東」の文字が見えます。



約１０分程で国道から離れます。

左に行きます。



こんな道になりますが、ここで嬉しいハプニング。



この写真は２０１２年の写真ですがこの方に会いました。

この方はここで組紐を作っていらっしゃいます。

２度目の出会いです。

前回も頂きましたが今回もこれを頂きリュックにつけていただきました。



右が２０１２年の物、左が今回の物です。



このリュックを背負って先へ進みます。

伏見街道との分岐点に来ました。

この辺りは道の右側が大津市で、左側が京都市です。



ベンガラを塗った家もこの家で最後でした。



やがて、国道に出ますが渡らなければいけません。

また歩道橋を渡ります。



歩道橋の上から見ると旧街道歩きの風情とは程遠い光景です。

でも下の道路は国道１号線（東海道）です。



この辺りで完全に京都市に入りました。



山科地蔵徳輪庵の建物です。

六角形です。



この日は１２月１２日でしたが、翌々日にはお祭りが開催されるようです。



友人と会う約束があるのでこの日はここでで終了です。

次回はいよいよゴールです。

本日もご訪問ありがとうございました。

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D7500
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR

タグ：大津宿