中山道歩き35の4(2017/10/26) 11月6日(月) [中山道を行く]
三連休のお天気も雨が降ることもなく行楽には良い天気でした。
私は近所の散歩以外は出かけることもなく家にいました。
昨日から気温が多少低くなり、いよいよ「秋深し」の感じになってきました。
・
中山道の続きです。
今須峠を越えて今須宿の入り口に来ました。
(14:45頃です)
(前記事最後の写真です)
石材屋さんだったと思いますが、シャッターに広重の今須宿が描いてあります。
町の中に入ります。
常夜灯があり、立派な家が並んでいます。
今須宿は本陣 1、脇本陣 2、旅籠屋 13の宿場だったそうです。
ここが本陣跡です。
ここの案内板です。
振返ると道路の高架下の向こうにお寺が見えます。
妙応寺と言う曹洞宗のお寺です。
立派なお寺でした。
正平15年(1360年)に今須領主長江重景が、亡き母・妙応のために創建したお寺です。
関ヶ原の戦いの翌日、徳川家康は今須に立ち寄り、座ったとされる石がありました。
元は今須宿本陣の家にあったものです。
街道に戻って進みます。
元問屋場(山崎家)の建物です。
美濃十六宿の中で当時のまま残っているのはここだけです。
ここの建物は特に説明もありませんでしたが、ベンガラ塗りの建物です。
ここから先、近江路に入ると多くのベンガラ塗りの建物が見られます。
塀の中にある常夜灯がありました。
横の説明板によると以下の通りです。
京都の問屋河内屋は大名の荷物を運ぶ途中、この今須宿で荷物を紛失した。
途方に暮れた河内屋は、金毘羅様に願をかけ、一心にお祈りしたら荷物が見つかった。
そのお礼にこの常夜灯を建立した。
秋なので午後3時を過ぎると影が長くなります。
お寺が多い街です。
真宗大谷派の真宗寺です。
道路はかなり日陰になりました。
緩い上り坂になります。
またお寺があります。
横町はありませんが法善寺です。
同じく真宗大谷派です。
鳥居がありました。
今須八幡神社です。
奥には常夜灯のような灯篭が立っています。
お社はここから1kmぐらい奥のようです。
宿場のはずれに来ました。
21号線を横切らなければなりません。
トラックが出てきた所に行かねばなりません。
ここは信号があるので安心して渡れます。
信号を渡ると左へ曲って踏切を渡ります。
オーツカと言う会社の工場の横を進みます。
従業員の駐車場の横に芭蕉の句碑があります。
正月も 美濃と近江や 閏月
隣の小さな方には
年暮れぬ 傘着て草履はきながら
奥の細道の一部が彫ってあります。
芭蕉の句碑から100m位進みました。
寝物語とは、川を挟んで旅籠があったので、旅人が寝ながら話をしたとか・・
その他いろんな話があります。
このくらいの幅ならば話は出来ますね。
広重もここで絵を描いています。
江濃両国境と描いてあります。
いよいよ近江の国に入りました。
先へ進みます。
昔ながらの建物が続きます。
寝物語が売り物ですね。
この案内板がありました。
ここには美濃側に5軒、近江側に20軒の家があったようです。
家が途切れて道の両側は山や畑になります。
道沿いにはモミジの木が多くなりました。
松並木、杉並木はよくありますが、楓並木は珍しいです。
大きな木もあります。
突然こんな警告です!!
この日は10月26日です。
ほんの1か月前の事です。
次回に続きます。
・
本日もご訪問ありがとうございました。
・
D7500
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
私は近所の散歩以外は出かけることもなく家にいました。
昨日から気温が多少低くなり、いよいよ「秋深し」の感じになってきました。
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中山道の続きです。
今須峠を越えて今須宿の入り口に来ました。
(14:45頃です)
(前記事最後の写真です)
石材屋さんだったと思いますが、シャッターに広重の今須宿が描いてあります。
町の中に入ります。
常夜灯があり、立派な家が並んでいます。
今須宿は本陣 1、脇本陣 2、旅籠屋 13の宿場だったそうです。
ここが本陣跡です。
ここの案内板です。
振返ると道路の高架下の向こうにお寺が見えます。
妙応寺と言う曹洞宗のお寺です。
立派なお寺でした。
正平15年(1360年)に今須領主長江重景が、亡き母・妙応のために創建したお寺です。
関ヶ原の戦いの翌日、徳川家康は今須に立ち寄り、座ったとされる石がありました。
元は今須宿本陣の家にあったものです。
街道に戻って進みます。
元問屋場(山崎家)の建物です。
美濃十六宿の中で当時のまま残っているのはここだけです。
ここの建物は特に説明もありませんでしたが、ベンガラ塗りの建物です。
ここから先、近江路に入ると多くのベンガラ塗りの建物が見られます。
塀の中にある常夜灯がありました。
横の説明板によると以下の通りです。
京都の問屋河内屋は大名の荷物を運ぶ途中、この今須宿で荷物を紛失した。
途方に暮れた河内屋は、金毘羅様に願をかけ、一心にお祈りしたら荷物が見つかった。
そのお礼にこの常夜灯を建立した。
秋なので午後3時を過ぎると影が長くなります。
お寺が多い街です。
真宗大谷派の真宗寺です。
道路はかなり日陰になりました。
緩い上り坂になります。
またお寺があります。
横町はありませんが法善寺です。
同じく真宗大谷派です。
鳥居がありました。
今須八幡神社です。
奥には常夜灯のような灯篭が立っています。
お社はここから1kmぐらい奥のようです。
宿場のはずれに来ました。
21号線を横切らなければなりません。
トラックが出てきた所に行かねばなりません。
ここは信号があるので安心して渡れます。
信号を渡ると左へ曲って踏切を渡ります。
オーツカと言う会社の工場の横を進みます。
従業員の駐車場の横に芭蕉の句碑があります。
正月も 美濃と近江や 閏月
隣の小さな方には
年暮れぬ 傘着て草履はきながら
奥の細道の一部が彫ってあります。
芭蕉の句碑から100m位進みました。
寝物語とは、川を挟んで旅籠があったので、旅人が寝ながら話をしたとか・・
その他いろんな話があります。
このくらいの幅ならば話は出来ますね。
広重もここで絵を描いています。
江濃両国境と描いてあります。
いよいよ近江の国に入りました。
先へ進みます。
昔ながらの建物が続きます。
寝物語が売り物ですね。
この案内板がありました。
ここには美濃側に5軒、近江側に20軒の家があったようです。
家が途切れて道の両側は山や畑になります。
道沿いにはモミジの木が多くなりました。
松並木、杉並木はよくありますが、楓並木は珍しいです。
大きな木もあります。
突然こんな警告です!!
この日は10月26日です。
ほんの1か月前の事です。
次回に続きます。
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本日もご訪問ありがとうございました。
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D7500
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR