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中山道歩き35の1(2017/10/26) 10月31日(火) [中山道を行く]

今度の台風は、一昨日(29日)の昼頃から強い雨になりましたが、夜中には上がったようです。

昨日は晴れましたが、昼前から強風で台風一過の散歩も出られませんでした。。

東京では木枯らし一番だったそうです。

夕方には丹沢と富士山のシルエットが見ることが出来ました。

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前記事でもお知らせしましたが、26日(木)、27日(金)に中山道歩きをしてきました。

今回の予定は下図の通りです。

緑の矢印が1日目、水色の矢印が2日目です。

最近はほとんど1泊2日です。

東海道を歩いた時は2泊3日でも行きましたが、今の脚力ではこれが適正かなと思います。

この行程で1日のんびりと15kmです。
(昔は一日25~30km歩きましたがさすがに今は無理です)

天気予報、体の調子、宿泊ホテルの確保可能かどうかを見て2日前ぐらいに決めます。

と言うわけで、基本的に傘を使うことはほとんどありません。

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いつものように小田原経由で名古屋に向かいます。

前日までの変な天気も上がりすっきりとした青空でした。

新幹線から久しぶりにきれいな富士山が見えました。

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(この写真だけスマホで撮影です)

名古屋から東海道線に乗り、大垣で乗り換え、垂井駅に着いたのは10時20分頃でした。

約1か月ぶりの垂井駅です。

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垂井駅前広場に武士の銅像が立っています。

竹中半兵衛重治公と言うプレートが付いています。

戦国時代の美濃の武将らしいですが、垂井町にとっては郷土の誇りだという事です。

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垂井宿に入っていきます。

宿場町らしい雰囲気ではあります。

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「煙草」と言う文字も見られなくなりましたね。

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それぞれの家には屋号が表示してあります。

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宿場町にある桝形の突き当りには亀丸屋と言う旅籠があります。

1777年に建てられた旅籠です。

内部も昔のままだそうです。

今も営業中かどうかわかりませんが、最近まで営業していたそうです。

調べてみると、口コミ(2015/9)、2016年6月の新聞記事、がありました。
(この頃は営業中でした)

でもこの建物ではちょっとためらいますね。

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この建物は立派ですね。

天保7年(1836)の浪花講道中記に出てくるそうで、丹波屋といいます。

この建物は大正元年に建てられた建物です

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玄関の上の瓦には英文字があります。

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ここは本陣跡ですが、今では歯医者さんがありました。

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鳥居のある通りを横切りました。

南宮大社と言う立派な神社があるそうですが、1kmも先なので通過しました。

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垂井町は宿場町として、盛り上げようとしています。

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隣に、廃業した大衆食堂などもありますが・・

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江戸時代は旅籠、明治以降は酒屋、現在は宿場休憩所として使われています。

お休み処「長浜屋」です。

平日でしたので閉まっていました。

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国登録有形文化財の小林家主屋です。

江戸時代は油屋で、明治以降は旅籠(旅館)だったそうです。

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松尾芭蕉が元禄時代一時逗留していたと言われる本龍寺です。

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垂井宿は昔の雰囲気がかなり残っています。

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宿場の端に近づきました。

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宿場の出口、西の見附跡まで来ました。

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歌川広重はここから関ヶ原方面を見た絵を描いています。

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現在は全く違います。

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上の写真の右端に小さな祠があり、お地蔵様があります。

普通は涎掛けのような物が多いですが、このお地蔵様は暖かそうです。

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少し広い道になりました。

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稲荷神社がありました。

案内板によれば「松島稲荷」と呼ばれ、本社は伏見稲荷だそうです。

松島はこの辺りの地名のようです。

道を進んでいくと踏切があります。

垂井一里塚の看板が見えます。

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上り電車が来ました。

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踏切を渡ると国道21号線です。

車の切れ目を見て渡ります。
(歩道橋がありますが、どうしても避けます)

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渡った後、後ろを見たら今度は下り電車が通りました。

この辺りは東海道本線と言っても上り、下りどちらも1時間に2本位しかありません。

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しばらく静かな道を進むと案内板がある建物がありました。

関ケ原山中、芭蕉ゆかりの地にあった建物を明治になってからこの地に移しました。

茶屋として昭和の初めまで利用されたという事です。

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隣に垂井の一里塚がありました。

真正面からの逆光で画像が悪いです。

日守の一里塚で、日本橋から112番目の一里塚です。
(日守はこの辺りの地名)

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先ほど渡った国道をまた渡り、静かな道になります。

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ここで垂井町は終わり、関ケ原町に入って行きます。

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次回に続きます。



本日もご訪問ありがとうございました。



D7500
AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR

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